国際ビタミンK2 シンポジウムとは?
ビタミンK2はビタミンKの一種であり、ビタミンKは1929年にデンマークの生化学者カール・ピーター・ヘンリク・ダムがニワトリの実験をしていたときに出血の有無により偶然発見された物質であり、「血液凝固」を意味するドイツ語「Koagulation」にちなみ、ビタミンKと名付けられ、その後、アメリカの生化学者エドワード・アダルバート・ドイジーらとともに人体におけるその働きを解明し、二人は1943年のノーベル生理学・医学賞を受賞するに至りました。
しかしながら、ビタミンK発見から約90年が経過した今も、世界を見渡してもビタミンK2分野の研究は決して多くはなく、ビタミンK2分野の研究者同士で語り合う場もほとんどありません。
そこで、人々の健康と予防医学に寄与するため、ビタミンK2の研究に携わる各分野の研究者が情報を活発に交換し、討議する場を開催し、より広範な基礎研究の活性化、先端技術研究成果の確認と整理、応用開発の検討、生物学的実証実験、臨床試験を目指した研究などのため、各分野の研究者、更には企業において直接応用開発に携わる研究者や、種々の領域の研究者が率直に議論を重ね、国際的に評価される研究成果が生まれる場としてのシンポジウムを目指しています。
シンポジウムは、学術研究会を年に1回以上開催し、学術研究会では、ビタミンK2及びそれに関する研究の発表及び討議、製品開発への可能性を広げていければと考えています。
第2回 国際ビタミンK2シンポジウム
医学・栄養学から見たビタミンK2の有用性
講演者
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講演時間 12:37 - 13:16
特別講演
ビタミンの医学・栄養学総論公益財団法人
ルイ·パストゥール医学研究センター 理事長
京都府立医科大学 前学長
大阪公立大学 先端生命科学講座 特任教授
公益社団法人 生命科学振興会 理事長吉川敏一 先生
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講演時間 14:27 - 15:11
2型糖尿病におけるビタミンK2介入の影響とメカニズム
Professor
Director, Office of Academic Research, Harbin Medical University李頴 先生
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講演時間 13:16 - 13:45
招待講演
ビタミンKの研究史とビタミンK2機能の多様性東北大学名誉教授
(農学研究科・特任教授(客員))
東北大学・大学院農学研究科・栄養学分野
㈱東北アグリサイエンスイノベーション
(TuASI)・代表取締役駒井三千夫 先生
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講演時間 15:11 - 15:55
ビタミンK2介入の筋痙攣に対する効果
Associate Professor
Director, Department of Hematology,
Southwest Jiaotong University Hospital
The Third People’s Hospital of Chengdu譚竞 先生
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講演時間 13:45 - 14:12
ビタミンK誘導体の創製と抗腫瘍活性
東京医科歯科大学 生体材料工学研究所
研究所長
東京医科歯科大学 生体材料工学研究所
生体機能分子研究部門 薬化学 教授影近弘之 先生
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講演時間 15:55 - 16:37
デキストラン硫酸ナトリウム誘導性大腸炎マウスにおけるビタミンK2の炎症抑制作用
Professor of Physiology
Dalian Medical University李樹壮 先生
*感染拡大の情勢の変化に対応して、内容の変更又は中止となる可能性がございます。ご理解・ご了承のほど、よろしくお願いいたします。
第2回 国際ビタミンK2シンポジウム
医学・栄養学から見たビタミンK2の有用性
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- 日時
- 2022年10月11日|12:30~17:00
(受付開始11:30)
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- 会場
- JPタワー
ホール&カンファレンス ホール1
【東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 4F】
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- 主催
- ビタミンK2研究会
- 過去のシンポジウム
ビタミンK2研究会事務局
(株式会社オルトメディコ内)